こたつモラトリアム

できることなら永遠にここで暖をとっていたい

板チョコと読書と中村佳穂

 

ベットで仰向けになってパルムを食べる。重力の影響で、バニラアイスが食道に擦り付けられながら溶けていく。

一人暮らしの良いところは、箱買いしたパルムを6本全部自分で食べられる事だ。他の全ては、悪いところだ。

 

 

最近好んで板チョコを買うようになった。

チョコレートを買う時に最も費用対効果が高くなるのは、アルファベットチョコレートのような、デカ袋+個包装スタイルのチョコレートだろう。そんな事は私も重々承知である。ではなぜ、お世辞にもコスパが良いとは言えない板チョコを買うのか。どうやら私は、板チョコが好きなのではなく、板チョコを買うのが好きなようだ。

元を辿れば、チャーリーとチョコレート工場の秘密に起因するのではないか。そう、あの黄金のチケット。天文学的な確率で板チョコに封入されている、チョコレート工場行きの輝かしいチケット。あれをチャーリーが手にするシーンは正に幸せの象徴だった。「人が報われるシーン」として、子供心に響いた。この記憶のおかげで、きっと今の私は、板チョコを買う時にときめきを感じられるんだろう。

父の勧めもあって、ロアルド・ダールの本はたくさん読んだ。「チョコレート工場の秘密」ももちろん読んだし、とりわけ好きだったのは、「こちらゆかいな窓ふき会社」や、「すばらしき父さん狐」だ。挿絵や装丁がおしゃれで、小学生ながらイケてる読書をしてるなぁ俺は、と我ながら感心したもんだ。

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最近の読書はと言うと、レポートのためにこんな物を読んでいる。

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 重い。重すぎる。

まず内容が難しい。久しぶりに補助線を引きながら本を読んでいる。それでも一日20ページ読むのがやっとだ。

正直言って、この本を手に取るのが億劫になっている。今も、この本の読書に充てるつもりだった時間を使って、このブログを書いている。楽な事だけして生きていたい。

 

 

 

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 打って変わって楽しかった読書を。

いやぁ、本屋大賞の1位と最下位はマジで信頼できるね。夢中になって1日で読んじゃった。この本のレポートならいくらでも喜んで書くのに。雨の季節に読めたのもよかった。

好きな本を読むと、生活に影響が出る。気持ちが極端に晴れやかになったり沈んだりする。この本は後者でした。

 

 

 

今の一番の楽しみは中村佳穂の新曲だ。確か、「アイミル」とかいう題名だったはず。発表はもうそろそろだと思うんだけどな。毎週水曜日を迎える度にちょっとドキドキする。


imai / Fly feat.79,中村佳穂

中村佳穂がコーラスで参加してる曲の、一気に空気を変える歌声が好き。もうたくさん、なーんて言っちゃってね。

 

 

ジブリもそろそろ見に行かないとなぁ。もののけ姫は血の表現が多そうだから避けてたんだけど、どうしようか。千と千尋は絶対見に行く。